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定積分で面積を求める(解説)

それでは早速、面積を計算してみましょう。

例題3: \( y = x^2 -5x + 6\)と\( x \)軸で囲まれた部分の面積を求めよ。


まずは\( y = x^2 -5x + 6 \)と\( x \)軸の関係をチェックしましょう。

今回の2次関数は、2次の係数が正なので下に凸。さらに\( x \)軸、つまり\( y=0 \)との交点は、例のごとく連立して、

\( \left\{ \begin{array}{l} y = x^2 - 5x + 6 \\ y = 0 \end{array} \right. \)

\( x^2 - 5x + 6 = 0\)

\( (x - 2)(x - 3) = 0 \)

\( x = 2, 3 \)

と求められます。これをグラフに描くと、以下のような感じになります。